
なぜ 糖尿病になるのか
2006年05月01日
車を動かすのにガソリンが必要なように、私たちが体を動かしたり、考え事をするためにはエネルギーが必要です。そのエネルギーのもとになるのが、ブドウ糖です。
ブドウ糖は、米、パン、めん類、イモ類(サツマイモ、カボチャ、レンコン、ジャガイモ等)、果物、菓子に多く含まれています。これらの食品を食べると、食物は胃腸で消化・吸収され、すい臓から出されるインスリンの働きで、筋肉などの細胞に取り込まれてエネルギー源となります。インスリンというホルモンは、ブドウ糖が細胞の中に入るために必要な切符の役割を果たすのです。
この時、インスリンを十分に作ることができなかったり、インスリンの出るタイミングが遅れる(インスリン分泌障害)と糖尿病になります。
食事を摂ったとき、インスリンという切符がうまく出てくれないために、細胞の中に入れなかったブドウ糖が血液中にだぶついてきて、血糖(血液の中のブドウ糖)が高くなるのです。
また、肥満や、運動不足が原因でインスリンの効きが悪くなる(インスリン抵抗性)のも糖尿病の原因です。ストレスや感染症のときは、インスリンとは反対の働きをするホルモンが増えるために、普段より余計にインスリンが必要で、血糖が上がる原因になります。
インスリン分泌障害や、インスリン抵抗性をひき起こし易い体質は遺伝すると考えられています。
しかし、糖尿病の遺伝子は今わかっているだけでもいくつもあり、「親が糖尿病だから、その子供はみんな糖尿病になる」と言うような単純なものではありません。
ただ、身内に糖尿病の人があったら、引き金を引かないように気をつけましょう。引き金?そうです。食べ過ぎ、呑み過ぎ、運動不足、肥満などが、糖尿病になる引き金として働くのです。
つづく・・・

現代糖尿病事情
2006年04月28日
2002年の厚労省調査によれば糖尿病患者は740万人、成人の約6人に1人が患者およびその予備軍と言われています。
20年前は日本全国でも100万~200万人が糖尿病と言われていたので、まだまだ糖尿病人口は、増え続けると予想されます。。
その原因は、生活の変化による運動不足や、食事の欧米化と密接に関連していると 考えられます。

はじめに
2006年04月25日
「糖尿病ですね」と言われたときあなたはどう思いましたか?
「糖尿病ってどんな病気?」「治療の方法は?」「治るかな?」等の不安を持ったり、「体調は悪くないし、大した事ないだろう」と不安を追い払って無視した人もいるでしょう。
結論から言うと糖尿病は放っておくと恐ろしい病気です。そして、抗生物質や手術で直せる病気ではありません。
今のところ「不治の病」とされている癌などの病気とも違います。
糖尿病は治りません。が、「糖尿病は正しい治療を続けていれば克服できる病気」なのです。
きちんとコントロールすれば、全く普通の人と同じように、 あるいは、普通の人以上に『健康』に暮らせるのです。
気落ちせず、しかし、あまり気張り過ぎずに、気楽に付き合っていきましょう。
あなたにとってじぶんの治療をうまく続けていく近道は、まず、正しい知識を身に付けることです。
そして自分の身体に注意を向けて下さい。